ごちゃまぜ文化を是正しよう

日本は欧米と比べて全般的に「ごちゃごちゃ」しています。 それは街並みだけではなく、精神的な部分でもいえることです。 例えば、目的のごちゃまぜ。 最近話題なので例にとりますが、教室のエアコン設置の是非に関して「暑さに耐える訓練も必要」という議論…

公務員制度の欠陥で日本はダメになっている

日本の公務員制度にはとても問題が多いです。 その最たるものが「人事異動」です。 通常、公務員は3年ごとに部署異動しますが、この異動先は本人のそれまでの経験や資質等は基本的にあまり考慮されません。なので全くの素人分野の行政担当者となるのです。 …

なぜ地方は衰退するのか

地方の衰退が叫ばれるようになって久しいですが、各自治体が色々対策を打ち出しても地方から人口が流出する一方です。 原因はなんでしょうか? 私が思うに、一次産業と二次産業の衰退及び三次産業への偏重が原因と考えます。 そもそも、なぜ日本列島の津々浦…

日本が生き残るために

日本の現状はひどいです。 GDPは20年間停滞し、少子高齢化も急速に進行中で、今後の希望が全く見えません。 更に、政府の対策は小規模で遅く、もはや手遅れと言って良いでしょう。 この状況では、政府の対策を頼みにできません。正攻法では八方塞がりでしょ…

働き方改革は自由の問題である

「働き方改革」は、長時間労働の是正や生産性向上の掛け声とともに推進されています。 基本的に間違ってはいないと思いますが、僕は少し違和感を持っています。 それは推進理由です。 健康、効率性、子育て、消費喚起等々ありますが、どれもこれもピンときま…

問題は解決しない

日本の社会問題は色々ありますが、現状では少子高齢化問題が最も重大なものの一つでしょう。 この問題を測る上での主要な指標に「合計特殊出生率」があります。 この値が2.01であれば人口は安定的に推移するとされますが現状では1.4前後です。 それでも05年…

地方自治体の自治能力のなさについて

以前の記事で少し触れましたが、地方分権がうたわれているにしては、地方自治体の自治能力は低いと考えます。 それは大きく分けて3点あります。 一つは、職員の専門知識のなさ、もう一つは財源のなさ、そして職員の自治意識の低さ。 これらについて、僕の経…

日本の世界における位置について

近代以降の世界は、政治体制にしろ経済体制にろ科学技術にしろ、欧米世界がベースとなっています。 さらに、冷戦崩壊以後は、アングロサクソン(英語を母語とする民族)的価値観が世界の趨勢となり、言語も英語が世界標準となっています。 さらには産業革命…

なぜ苦痛が神聖だと考えるのか

世の中には、苦痛を進んで受けようとすることを美徳とする風潮が一部にあります。 たとえば、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というような、概ね「苦痛を耐えることで成長する」という主旨の教えです。 もちろん、技術の向上には努力が必要ですが、努力…

日本人はかつて本当に世界一豊かだったのか

バブル崩壊以降、日本経済は「失われた30年」とも言われる長期間の低迷に苦しんでいます。 以前、YouTubeで元号が平成になった瞬間のニュース映像を見ましたが、アナウンサーが「世界に誇る豊かな日本!」と叫んでいました。 今となってはそういう勢いはあり…

地方公務員に向いている人とは

「地方公務員の仕事」にどんなイメージをお持ちでしょうか? 窓口で住民票を発行、許認可、助成金、徴税・・・などなど思いつくと思います。 僕はかつて地方公務員でしたのでその実態はそれなりにわかっているつもりです。 地方公務員の仕事は非常に多岐に渡…

大きな物語と小さな物語

宗教的価値や政治的価値(イデオロギー)など、社会全体を覆い尽くし、その動向を左右するような信念を「大きな物語」とします。 対して、個人個人の人生に焦点を当てた、個人的な生活を「小さな物語」とします。 基本的にはどちらの物語も歴史上並立してい…

地方分権の形と意識

さて、以前地方分権について思うところをちょろっと書いたのですが、その続きを。 この国の行政は、国、都道府県、市町村という3層構造になっています。 多くの事務の場合、国が基本指針を決め、それに則り各自治体が具体の計画を定めて実施します。計画策定…

映画「コンタクト」感想

映画「コンタクト」は、1997年のアメリカ映画で、僕が大好きな映画の1つです。 なお原作は読んでいません。 以下、ネタバレ注意です。 ジャンルとしてはSFなのですが、スターウォーズのようなガチガチのSFといった感じではなく、舞台は同時期のアメリカです…

いわゆる地方分権について思うこと

地方分権とか地域主権という言葉があります。 これらの言葉がイメージするところは、要は明治以来の中央集権からの脱却で、政府の権限を地方自治体に委譲してそれぞれの地域に合った行政をしていきましょう、ぐらいかと思います。 もちろん裏には小さな政府…

僕の公務員試験体験談3

勉強内容ですが、僕は理系科目は捨てていました。なぜなら元々苦手だったので勉強した上で臨もうが適当にマークしようがそんなに得点は変わらないだろうと思ったからです笑 それに勉強時間が限られていますので「得点源にできるものを確実に得点源にする」と…

僕の公務員試験体験談2

僕が学生のころは秋ごろから民間の就職活動が始まっていました。なので今の事情に合うかどうかわかりませんが参考までに書きます。 前回の記事でも書いたとおり、僕は公務員試験勉強と民間の就職活動を並行して取り組みました。当時は、公務員試験を受ける人…

僕の公務員試験体験談

何年か前の話になりますが、僕が大学生のころ公務員試験(国I、国II、専門職、地上)に挑戦して合格(地方上級のみ笑)した記録を書こうと思います。もし公務員を目指している方がいたら参考になれば幸いです。 大学3年生のとき、そろそろ進路を決めなきゃ…