行政

公務員制度の欠陥で日本はダメになっている

日本の公務員制度にはとても問題が多いです。 その最たるものが「人事異動」です。 通常、公務員は3年ごとに部署異動しますが、この異動先は本人のそれまでの経験や資質等は基本的にあまり考慮されません。なので全くの素人分野の行政担当者となるのです。 …

日本が生き残るために

日本の現状はひどいです。 GDPは20年間停滞し、少子高齢化も急速に進行中で、今後の希望が全く見えません。 更に、政府の対策は小規模で遅く、もはや手遅れと言って良いでしょう。 この状況では、政府の対策を頼みにできません。正攻法では八方塞がりでしょ…

問題は解決しない

日本の社会問題は色々ありますが、現状では少子高齢化問題が最も重大なものの一つでしょう。 この問題を測る上での主要な指標に「合計特殊出生率」があります。 この値が2.01であれば人口は安定的に推移するとされますが現状では1.4前後です。 それでも05年…

地方自治体の自治能力のなさについて

以前の記事で少し触れましたが、地方分権がうたわれているにしては、地方自治体の自治能力は低いと考えます。 それは大きく分けて3点あります。 一つは、職員の専門知識のなさ、もう一つは財源のなさ、そして職員の自治意識の低さ。 これらについて、僕の経…

地方公務員に向いている人とは

「地方公務員の仕事」にどんなイメージをお持ちでしょうか? 窓口で住民票を発行、許認可、助成金、徴税・・・などなど思いつくと思います。 僕はかつて地方公務員でしたのでその実態はそれなりにわかっているつもりです。 地方公務員の仕事は非常に多岐に渡…

地方分権の形と意識

さて、以前地方分権について思うところをちょろっと書いたのですが、その続きを。 この国の行政は、国、都道府県、市町村という3層構造になっています。 多くの事務の場合、国が基本指針を決め、それに則り各自治体が具体の計画を定めて実施します。計画策定…

いわゆる地方分権について思うこと

地方分権とか地域主権という言葉があります。 これらの言葉がイメージするところは、要は明治以来の中央集権からの脱却で、政府の権限を地方自治体に委譲してそれぞれの地域に合った行政をしていきましょう、ぐらいかと思います。 もちろん裏には小さな政府…