僕の公務員試験体験談3

勉強内容ですが、僕は理系科目は捨てていました。なぜなら元々苦手だったので勉強した上で臨もうが適当にマークしようがそんなに得点は変わらないだろうと思ったからです笑

それに勉強時間が限られていますので「得点源にできるものを確実に得点源にする」という方針をとり、地歴公民の復習と専門科目の勉強に注力した方が、苦手な科目を克服するよりずっと効率がいいと判断したのです。

ちなみに公務員試験において重要な「数的処理」もほぼ捨てていました笑

それに限らず教養科目はあんまり勉強しませんでした。思い出すと、ほぼ専門科目を勉強していた記憶しかありません。

 

勉強方法という面でお話ししますと、これは結構後悔があります。

というのは僕の性格の問題なのですが、わからない問題があると根底から理解できるまで悩みまくっていたのです。

これはかなり時間の無駄でした。僕自身当時はピュアだったので笑、経済学にしても何にしても根底から理解したい、それでこそ真に勉強することであり、公務員として必要な知識なのだ、だから試験になっているんだと信じていたのです笑(このようなピュアな思いは実際公務員になると完膚なきまでに粉々になりました。この話はまたいずれ。)

なのでわからない問題があったら、すぐ答えを見て解法を丸暗記するのがいいでしょう。「なぜこうなのか」と考え込んでしまったらいくら時間があっても足りないのです。

 

お話ししたとおり、基本的にいくつか捨て科目があるわけですが、それでもなお得点するために有用な技術があります。

それは「公務員試験マル秘裏技大全」という本に書かれています。

要は外れ選択肢の特徴を見抜いて正解の選択肢を絞るというものなのですが、これは結構役に立ちます。捨て科目だけでなく得点源科目で迷ったときにも使えるので、公務員受験者必須の技術と言っていいでしょう。というより、公務員試験だけでなく他の色々な選択形式の試験にも応用できます。

 

筆記試験対策についてはこんな感じで行っていました。

面接対策は、民間の就職活動で代用したので特にしていません。確かグループ討論もありましたが、あたりさわりのないことを言っただけですので、「変な人を落とす試験」だったんだろうなあと思います。このあたりは自治体によって違うので事前によく確認しましょう。考えてみると、グループ討論でやたら仕切ってた人が落ちていましたね。

 

面接の内容は、開口一番「家族を紹介してください」でした。これ、正直本人の意思や能力とは関係ない上にプライベートなことなので、適切かどうかはかなり疑問です笑

ちなみに内定持ってるかどうかも聞かれたので素直に「民間から内定もらってます。だけどこちらが受かったら辞退します」と答えました。

 

面接試験も通ったあと、最後に「採用面接」がありましたが、これはもう形式上のものと思われ、面接官からニッコニコで「結果は安心してお待ちください」と言われました笑

ここまできたら心配することもないでしょう。

 

そんなこんなで公務員試験(地方上級)に受かったわけなのですが、偉そうに筆記試験対策を書いておいて筆記試験に受かったのは地方上級のみ笑

他の国家公務員試験は全部筆記試験で落ちました笑 これだけでもいかに僕が優秀でないか理解できるでしょう笑

 

それにしても試験会場のメガネ率が半端なく高く、正直「オタクばっかやなー!笑」と思わざるをえませんでした。でも合格者は男も女もそれなりにきちんと?している人ばかりでしたね。学歴がやたら高いのにもびっくりしました。

感覚的にいうとマーチ、旧帝が同じぐらいいて、駅弁がその次。ここまででほとんどだと思います。わずかに地元私大もいましたが。

 

長々書きましたけれども、はっきり言って偏差値50程度あれば、公務員試験は「勉強すれば受かる」試験だと思います。もちろん年によって倍率は異なるのですが・・・。

 

特に「やりたい仕事がない」ような人にとって公務員はオススメです。

なぜ「やりたい仕事がない」人に向いているかというと・・・、それはまた別の機会にお話ししましょう!笑